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DNAシークエンス14 『来た、見た、勝った』 - 1499年 注)シークエンス14を始めるには、写本の断片を30枚全て入手していなければならない。 写本の断片が揃っていないと、写本の間に入ることが出来ないので、先に集めてこよう。 また、スペシャルエディション版では、DLCにあたるシークエンス12・13を先にやる必要がある。 ◆Memory-1 「X印は例の場所」 写本の間に行き、マリオと会話するとメモリー開始。 ※未解読の断片がある場合は、レオナルドに解読してもらう必要がある。 ※レオナルドはクラウディアと建築家の居る工房の部屋で絵を描いている。 台座に<エデンのリンゴ>をセットし、写本を正しく並べて地図を完成させる。 あらかじめ地図が完成しているなら、<リンゴ>をセットするだけでよい。 ※世界地図になっている。外周のフレームを合わせて、次第に中を揃えるのが簡単。 地図を完成させればイベント、シンクロ完了。 ◆Memory-2 「虎穴に入らずんば」 写本の間にいるマリオに話しかけるとメモリー開始。ローマへ行くとボルジアを倒さない限り他の街には戻れない為、エンディング前にやるべき事・やっておきたい事は済ませておこう。 見張りの兵士を排除しながら、レバーを引いて門を開けて奥へ進む。 ※ローマの敵は絶対に逃亡しない。ピストルの威嚇も効果がない。 ※城壁から飛び降りると着地を待たずにシンクロ解除になる。 馬に乗って城壁を駆け抜ける場所は、途中で妨害されると大勢の兵士に囲まれてしまう。慎重に行くなら馬を降りて、見張り塔や藁に隠れつつ暗殺しながら進むと良い。 サン・ピエトロ大聖堂内では、発見されると即シンクロ解除になる。 群衆に紛れながら見張りの兵士をかいくぐり、レバーを引いて門を開けて奥へ進む。 システィナ礼拝堂に入ったら、気付かれずにロドリゴ・ボルジアを暗殺する。高所を渡ってロドリゴの真上まで近づき、エア・アサシンを発動させよう。 イベント後、ロドリゴと戦闘。リンゴの力で分身×4と共闘する。ある程度ダメージを与えたらイベント。 ※教皇の杖は槍と同じ扱いなので、素手の方が戦いやすい。素手ならつかみも有効。 タカの眼を使って隠されたスイッチ×2を見つけ、秘密の通路を開いて 宝物庫 へ進む。 宝物庫 前でロドリゴと最後の戦闘。素手で殴り合う。 ※つかみが有効なので、つかみから好きなように料理できる。 ロドリゴを瀕死にしたらインタラクト発生。イベント後、シンクロ完了。 宝物庫 の奥へ進み、マーカー地点に入ればイベント発生。 預言者 の意味が明らかに… ミネルヴァから警告を受け取り、シークエンス終了。エンディングへ。 ※スタッフロール中にもイベントと戦闘あり。スキップせずに見届けよう。
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DQⅨ Ⅸにて初登場したモンスター。 【かまっち】の上位種、【メフィストフェレス】の下位種にあたる。 【エルシオン地下校舎】と宝の地図(遺跡タイプ)に出現する。 暴走する可能性のあるドルクマを唱える他、「アサシン」の名のとおり急所突きによる一撃必殺攻撃を得意とする。 また、不気味な閃光を使い呪文耐性を下げてくることもある。 単体ならば急所突きにさえ気をつければそれほど厄介な相手ではないが、複数や【デスプリースト】との組み合わせは非常に危険。 できれば戦闘したくない相手である。 ちなみに討伐モンスターリスト2ページ目の説明は例によって(?)寒いギャグである。 DQMBV レジェンドクエストⅨの第五章で【アイスビックル】、【キラーリカント】と共に出現。例によって敵専用種。他2匹はカード化されてるのに。 技は暗黒の力をまとったカマで斬りつける「ダークスライス」と、笛にも代用出来るカマからの音色で敵を眠らせる「眠りの笛」。 どちらの技も【かまっち】のモーションの使い回しである。また、打撃に弱い。
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園原杏里&アサシン ◆7bpU51BZBs 月の光を意識した事は無い。 否――自分が意識して何かを視る事など、一度としてなかった。 両親を亡くしてから、自分はずっとそのままでいて。 ――あの声も届かない。 自分は、人を愛せない。 何かに寄生しなければ生きていけない。 常に客観視している。 額縁の中に存在する世界を、外部から眺めている。 それは多分これから先も変わらない事なのだと――園原杏里は思っている。 ――今、この時ですら。 杏里がいるのは額縁の外だ。 学校からの帰宅の途中だった。 杏里には友人と呼べるような人物は一人しかいないし、その友人も近頃は杏里と距離を置いている。 自分から物理接触《リアルコンタクト》を図るような事も殆どない。 一人で帰宅するのが常だったのである。 平素とまるで変わりない。 昏い路。 それを辿る途中。 善くないものに――行き会った。 男の眼は明らかに正気ではなかった。 紅く染まった、歪に光を反射する両眼。 何かに憑かれたでもしたか。 そもそも、人ではないのか。 杏里は。 すぐに背を向けて逃げ出した。 怖かったのだと思う。 その男の――眼が。 その眼を、杏里は知っている。 それは杏里の――母親の眼だった。 母が、父へと向けた眼だった。 知らない筈は無い。 なのに――それを知っているという事が、今ここにいる杏里の記憶と矛盾していて、それが怖かった。 ――愛してる。 躰と心が乖離する。 幽々と眩暈が起こる。 気が付けば杏里は人気の無い路地裏にいて、大柄な男に頸を絞められている。 聲が出せない。 出したとて――周囲に人の気配はない。 逃げ場も――無い。 額縁の外で視ている杏里は何処か冷静に状況を把握している。 だから。 目の前の男を。 ――どうする? 手段はある。それが思い出せない。 男の力が強まる。 壁に押付けられた杏里の躰は宙に浮いている。 ――愛してる。 意識が遠のく。 額縁が遠のいて、何も視えなくなる。 その――寸前。 大きな満月を背にした、 狼の姿を視た。 男が手を離して、後ろを振り向いた。 杏里は尻餅をつく。 鋭い刀のような凶器を持った狼は。 文字通り音も立てずに男の許に駆け寄り、振り向いたその喉首を。 掻き切った。 ただひゅうひゅうという音を出しながら、男はそのまま倒れて、 死んだ。 「――あ、」 杏里は顔を上げる。 狼が――少女が、そこに立っていた。 澄んだ凛々しい眼。 ヴェリーショートの髪。 端正な顔立ち。華奢な腕。 何もかもが血に染まっている。 真っ赤な血潮を蒼い月光が照らしている。 「あなた、は――」 ――知っている。 目の前の少女が如何なる存在であるのか――杏里は知っている。 サーヴァント。聖杯戦争。紅い月。 自らが寄生する相手の事も――明瞭と思い出している。 人を愛する妖刀。 人でないものを断つ妖刀。 杏里の中で常に愛の呪いを唱え続ける罪歌は――沈黙している。 まるで――目の前の少女が人なのか、そうでないのか、判断できないとでも言うように。 サーヴァントは。 高校生の杏里と、精々が二三程度しか歳が変わらないように見える少女は。 迚も悲しげな表情で。 「僕は」 人を殺しましたと言って、血に染まった手を翳した。 杏里は――何も言えなかった。 おとうさん。 おとうさん。 苦しいよ。 罪歌が無ければ。 母が、父を殺していなければ、杏里は既に死んでいる筈だった。 そして、今この時も――杏里は少女に助けられたのである。 けれど。 「僕は善悪の基準も物事の真贋も正否も判らないけど――仮令止むを得ない状況でも――どんな時でも――ひとごろしは」 良くない事です。 「悪者を退治した訳じゃない。正当防衛でもない。正義の天誅でもない」 僕は単なる殺人鬼なんだと少女は言った。 その――罪を。 決して正当化してはいけない。 こびりついたけものの匂いを、消してはいけない。 僕は。 「だから――ここに来た」 酷い矛盾だと杏里は思う。 或いは少女が召喚された事そのものが何かの間違いなのかもしれない。 聖杯は最後の勝利者の願いを叶えるものだと言う。 ならば――其処に辿り着く為には。 ――厭だ。 それは杏里も厭だった。 少女も。 殺人という行為を――決して自ら進んで行う事はしないだろう。 ただ、それをする時は。 魔物が――降りている。 ――愛してる。 「――私には――聖杯にかける願いは――ありません」 色々な想いを振り切って――杏里はそう言った。 それは慥かな事実である。 他者を蹴落としてまで叶えるべき望みを、杏里は持ち合わせていない。 あるとするならば。 「私は、この戦いを――止めたい」 聖杯がどのようなものなのか。 本当に願望機としての機能を持っているのか。 それは理解らないし、杏里にとっては重要な事ではない。 ただ。 この戦いは――果たして一度だけで終わるのか。 杏里がここにいるのなら――その周囲の者達も巻き込まれる可能性はあるのではないか。 その想像は。 自身に降り掛かった事態よりも遥かに、杏里を惧れさせた。 自分は人を愛せない。 罪歌は――人を愛している。 少女はどうなのだろう。 判る筈もない。 人の心は箱に入っている。 箱の蓋は決して開けられない。 ラベルが貼られていようが中身が説明されていようが、結局は想像する事しかできない。 それが普通なのだと杏里は思う。 自分でさえ自分の事を全て知っている訳ではない。有耶無耶である。 強かな所もあれば褻らわしい所もある。 杏里の内部には愛を謳う妖刀が入っていて杏里はそれに寄生している。 完全に支配している訳でもなければ、その逆でもない。 瞭然と領解る部分など何一つない――。 ――魍魎の匣。 けれども。 今表層に出ている園原杏里という外的側面《ペルソナ》は。 「それに――私は」 池袋を。 「この街を――守りたいんです」 偽物でも。 傲慢かもしれないけれど。 ここに――彼らがいるのなら。 太陰が浮かんでいる。 三十八万四千四百キロの距離から届く青白くて弱い光が杏里と少女と、死体を照らしている。 杏里は額縁の外部からその景色を視ている。 これは――現実である。 データではなく。リアルだ。 少女は――杏里から離れる。 そのまま背を向けて、去ろうとする。 「ま、待ってくださいッ」 杏里の声に少女が振り向いた。 澄んだ眼が杏里を直視して、杏里はその視線に耐えられずに目を逸らした。 「僕は人殺しです」 だから一緒には――いられない。 「でも――」 言葉を続けようとする杏里の頸に。 ナイフが当った。 ――愛してる。 罪歌は杏里に戦い方を教えてくれる。けれど。 「僕は喧嘩は弱い。戦い方なんて知らない。でも――殺し方なら知っている」 身体の内部から罪歌を顕現させる事さえ出来なかった。 少女がその気になっていたのなら。 ――僕はそんなことはしたくない。 「あなたの事だって僕は殺してしまうかもしれない。それに僕は――ひとりの方がいい」 ごめんなさいと言って少女はナイフを持った手を引いた。 杏里は何もできない。 少女を受け入れられない訳ではない。 ただ。少女は――杏里と同じ場所にいない。 ――愛してる。 少女はどこまでも人間で。 そして。 「僕は――狼だ」 行き遭う者を屠る――。 忌避すべき狼《ルー=ガルー》だと少女は言った。 【クラス】 アサシン 【真名】 神埜歩未@ルー=ガルー 忌避すべき狼 【パラメーター】 筋力E+ 耐久E 敏捷D+++ 魔力E- 幸運D 宝具E- 【属性】 秩序・中康 【クラススキル】 気配遮断:D サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。 【保有スキル】 単独行動:C マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。 ランクCならば、マスターを失っても一日間現界可能。 直感:E+ 戦闘時、常に自身にとって最適な展開を感じ取る能力。 相手を殺害する時――ただ、その一太刀にしか活路がないその時のみに発動する。 情報抹消:B 対戦が終了した瞬間に目撃者と対戦相手の記憶・記録から、彼女の能力、真名、外見特徴などの情報が消失する。 たとえ戦闘が白昼堂々でも、カメラなどの機械の監視でも効果は変わらない。 ……自身の犯した罪がなかったことにされたアサシンの逸話の具現。 狼は絶滅した。 そういうことになっている。 【宝具】 『忌避すべき狼(ルー=ガルー)』 ランク:E- 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人 通り悪魔の一種。 何万分の一秒の僅かな隙間、「今ならできる」というその時が訪れた時、あらゆる制約、条件を無視し、アサシンの目の前に立つものを殺害する。 由来、動機、不明。 アサシン自身もこの宝具をコントロールすることは出来ない。 出合ったものを屠る忌避すべき狼。 【weapon】 特殊セラミック製ナイフ『アームブレイド』。 研磨せずとも劣悪な環境下で百年以上性能を維持できる凶器。 【人物背景】 携帯端末《モニタ》という鎖に繋がれた管理社会で生きる少女。 ヴェリーショートの髪に男言葉で話す。 ある満月の夜、「殺人衝動を抑えきれなくなる」という男に襲われた歩美は、その男を殺害してしまう。 既に男は落ち着きを取り戻し、謝罪し、凶器を手放し、殺す理由などない。 正当防衛でも、制裁でも、復讐でもなく、殺した。 憎かった訳でも怖かった訳でもなく、何の得もない。 歩美は自らの殺人の動機を考えていた最中、ある連続殺人事件に巻き込まれる。 人を殺したくなるようなことも、殺す事で満たされるようなこともなく、ただ殺すだけの狼。 罪への罰を求める殺人者。 【マスター】 園原杏里@デュラララ!! 【マスターとしての願い】 戦いを止めたい。 【weapon】 妖刀・罪歌。 普段は杏里の身体の中に収納されており、任意で顕現させる事ができる。 「人を愛する」人格を持つ罪歌によって斬られた人間は精神を犯され、持ち主である杏里の命令に服従するようになる。 デュラハンの首と身体の繋がりを断ち切るなど、霊体を斬り裂く事も可能。 【能力・技能】 罪歌の持つ力と経験を引き出す事で強大な戦闘力を発揮する。 学校での成績は優秀だが、PCや携帯電話、インターネットに関する知識は極めて薄い。 【人物背景】 池袋に存在する来良学園に通う高校生。 おかっぱ髪に眼鏡をかけた、地味な風貌の少女。 幼い頃に父親に殺されかけ、その際に母が父を殺し自殺するのを目撃する。 直後に、死んだ母親が持っていた妖刀・罪歌の新たな所有者となる。 自身の心を常に対象となる事柄や人物から「額縁を隔てた」形で捉えるようにしている為、本質的に他者との付き合い方が理解出来ておらず、また常に恐怖感も抱いていた。 これらの理由から、本来取り付いた人間の精神を蝕む罪歌の声すら彼女には届かなかった。 自らを「寄生虫」と称し、他人に依存する生き方を行う杏里は、親友である張間美香が行方不明となった事をきっかけに、歪んだ愛の物語に巻き込まれる。 【方針】 不明。
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登録日:2023/03/05 (日) 02 30 00 更新日:2024/05/11 Sat 20 34 58NEW! 所要時間:約 8 分で読めます ▽タグ一覧 Fake Fate TYPE-MOON アサシン サーヴァント ザバーニーヤ ハサン・サッバーハ 仕事人 伝説の暗殺者 初代(2代目) 幽弋のハサン 影 影が薄い 影が薄い←影そのもの 改造人間 瞑想神経 石ころ帽子 異郷の天空を名乗りし、夕星の残光よ祖の持つ原初の刃に成り代わり……汝に、晩鐘を届けに来た 『Fate/strange fake』に登場する二人目の暗殺者のサーヴァント。白い髑髏面の暗殺者。 登場自体は割と早い方だったが、長らく素性や能力の大部分が伏せられていた。 ●目次 【データ】 【スキル】 【人物】 【素性】 【戦闘力】 【宝具】 【マスター】 【データ】 マスター ファルデウス・ディオランド 真名 ハサン・サッバーハ 性別 男 身長 体重 影ゆえに存在しない 属性 秩序・悪 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 D C C D E EX 【スキル】 ◆クラス別スキル 気配遮断:EX ◆スキル 影灯篭:A 影から魔力を得ることで霊体時は魔力供給をほぼ必要としない。 ステータスの隠ぺいも可能で、マスターにすら隠してしまう。 幽弋:A 影として蠢き、影のある場所ならどこにでも移動できる。 影から影への移動時は敏捷がA+になる。 【人物】 プロフィールにもある通り身長や体重を持たず影と一体化しており、影に浮かぶ白い髑髏面として人前に現れる。 召喚後に『自身の命を懸けてでも貫く信念があるか?』と問いかけ、その後も『その信念は人を殺めてでも成したいものか』『信念を違えればそれは呪いとなって返ってくる』など、信念に重きを置く問いを重ねたが、それらにファルデウスが応えたことで彼の刃となって動く。 アサシンらしく隠密能力に優れており、マスターのファルデウスですらその気配を察知できず、当初ファルデウスは召喚を失敗したのかと疑うほどであった。 一方でその声や雰囲気はアサシンらしい死を感じさせるものではなく、むしろ不自然なまでに「何もない」と感じさせるような、逆に不気味なものとなっている。 聖杯に望むことはないが、それ以上に自身は願望器に望む立場ではないとも語る。聞いているか聖杯を求めたハサン達。 だが望みが無ければ座から呼び出されないので彼にも望みはあり、それは「自身の役割が終わりを迎えたか確かめる」という謎めいたもの。 同じ聖杯戦争にて出会った狂信者に対しては「我ら(ハサン)とは違うものである」としつつも、 その在り方は「我らが守るべき民であり、我が身を捧げし信仰である」として認めており、彼女がイシュタルやグガランナを倒すために捨て身の行動に出ようとしていたのも制している。 難解な言い回しや言葉の足らなさ故に狂信者はその言葉の全てを理解できなかったが、彼女と話している時の真アサシンは不気味な暗殺者ではなく、迷いし者を導こうとする立派な先達であった。 【素性】 真名は前述の通りハサン・サッバーハである。それに間違いはない。 だが彼はハサンの中で最も異質な存在であり、他のハサンらとはその在り方が大きく異なる。 + その正体※8巻ネタバレ 彼は元々、暗殺教団に所属する者ではなかった。 暗殺教団とは別の組織によって魔術や錬金術、呪術や科学まで駆使してその身を造り替えられた■■■であり、その組織の『影』として組織のために■しを繰り返していた。 遂にはその組織をも■■■■■し、■へと落ちかけていた所を■■に拾われ、■■とその信仰心に救われる。 (ここからしばらくは記憶の欠落が激しく、解読不能) いつしか彼は初代ハサンが住まうアズライールの聖廟を目指し、いくつもの試練を乗り越えて遂にはたどり着いてしまう。 初代ハサンと対面した彼は自らが辿ってきた人生が『"初代の影"になる』ためのものだったと悟り、「永遠に幽明を彷徨うつもりか?」と言われながらも白刃を受け入れた。 そうして一人の『影』が生まれ、その存在は歴代のハサンにのみ伝えられることとなる。 生者と死者の狭間に焼き付けられた影、『幽弋のハサン』と呼ばれるものとして。 【戦闘力】 クラス別スキルの気配遮断 EXは世界と同化することで、A+という最高クラスの気配感知を持つランサーですら真アサシンが実体化するまでその存在を認識することが出来ない、間違いなくダントツの隠密スキルである。 ランサーは真アサシンを発見した時に「突然それが"あった"という認識で上書きされたような感覚」と表現した。 攻撃に転じても他のハサンらの隠密時と同等のA+とあまりにも規格外。ちなみに狂信者ちゃんはA-。 これに影灯篭 Aと幽弋 Aを組み合わせることで、低燃費であらゆる場所へと素早く潜り込み、相手の背後を取ることが出来る。まさしく暗殺者と言えよう。 これらに加えて、光を飲み込む■■■■の空間を生み出し、その空間内では"厚みの無い刃"による攻撃を仕掛ける。 この攻撃に物理的な防御は一切通じず、高位の魔術師やサーヴァントによる魔力防御が必要となり、しかも一度防がれれば二枚の刃に、それが防がれれば三枚に、それでもなおなら四枚……と、その刃の数は半永久的に増え続けていく。 並のサーヴァントであれば、これだけでどうしようもないという。 これらの強力なスキルと釣り合いを取るかのようにステータスは低めだが、アサシン自体が直接戦闘向きのクラスではないので大きなデメリットにはならないだろう。 幸運Eだけは見過ごせない部分ではあるか。あるいはファルデウスの幸運に引っ張られているか。 ただ、これらの能力はいずれも彼の本質ではなく、その真価は宝具に集約されていると言っても過言ではない。 【宝具】 瞑想神経(ザバーニーヤ) ランク EX レンジ 1~??? 最大補足 1~??? 借り受けし無窮なる影の一欠片、今こそ幽明の境界へと返上せん ────瞑想神経(ザバーニーヤ)──── 自身の死がトリガーとなって発動する道連れの御業。 冥府への入り口である幽谷の影を爆発的に広げるとともに自身が疑似的な死の概念となり、相手の魂と同化して冥府へと引きずり込む。それがたとえ天空の女神(イシュタル)であったとしても。 世界の影と同化して対象へと迫るので影の無い場所までは追いかけきれないが、それこそイシュタルがやって見せたように天空を飛び回りながら影を迎撃し続けないとまず回避不可能。 だが道連れの宝具という性質上、宝具の強さこそがサーヴァントの強さとも言われる聖杯戦争において非常に使いづらいものであることは間違いないだろう。 なお、発動条件となる『自身の死』は霊核が砕かれて霊基を維持できなくなるいわゆるサーヴァントとしての死だけではなく、 マスターが死亡したことで霊基を維持できなくなった場合でも発動すると補足されている。 狂信者が使っているもののオリジナルだが、真アサシンの在り方故にこの御業は正確な伝承が後世に伝えられておらず、実際に伝えられていたのが狂信者が会得した「影と同化することで周囲の地形構造やエネルギーの流れを完璧に読み取る」という全く違うものだった。 このため、瞑想神経という名前を持つ御業は二つ存在していることになる。 【マスター】 ◆ファルデウス・ディオランド CV 榎木淳弥 アメリカ政府下部組織所属の魔術師。魔術世界への造詣が深い公務員。 人形師ランガルの弟子として時計塔に潜り込んでおり、師と共にスノーフィールドの聖杯戦争の観測を始めるも、ランガルを殺して魔術協会への宣戦布告を行った。 第三次聖杯戦争に参加した人形師の縁者であるため、その人形師が使っていた人形の記憶を通じて第三次聖杯戦争を視たことがあり、今回の聖杯戦争における聖杯の再現にも関わっている。 当初は聖杯戦争をどこか楽観視していたが、真アサシンと対面し会話したことでその認識を改めた。 聖杯への望みは無いが、聖杯を解析して第三魔法を魔術へと格下げするのが彼の、そしてアメリカ政府の最終目標となる。 普段は私設刑務所を装ったアジトに籠りながら、スノーフィールド中に張り巡らされた監視網で聖杯戦争の動向を把握しつつ、近代兵器で武装した部下たちに指示を出している。 マスターのフランチェスカやオーランドは同じ側の存在であり、シグマは前述した近代武装部隊の一人である。 だが、フランチェスカはもちろん、オーランドも信用せずあくまで政府の意向の下聖杯戦争を進めようとしているし、彼女らも同じようにそれぞれの思惑で動いている。 唯一シグマに対してはある程度の信用を置いていたが、あちらが意思を持って行動し始めたことで逆に裏切られる形になった。 こんな感じでスノーフィールドの聖杯戦争における黒幕側の存在で、一見すると大物感を漂わせるが、実際には聖杯戦争に欠かせないうっかり、びっくり枠。 イレギュラーな聖杯戦争とはいえ開幕して間もなくから立て続けに想定外の出来事に巻き込まれ続け、果ては良かれと思って起こした行動が大惨事を招くというスノーフィールドの胃痛担当。 以下は胃痛を引き起こしそうな事件事故の数々である。(以下、ネタバレ注意!) ①サーヴァントが揃っていよいよ聖杯戦争が開幕しましたね →開幕からアーチャーとランサーが性能比べを始めた結果、ガラス化したクレーターが出来上がる ②共謀する繰丘夫妻と連絡取れないしライダーの素性が分からないな… →繰丘夫妻の娘がライダーのマスターに そのライダーがスノーフィールドを外界と途絶させる ③スクラディオ・ファミリーが今回の聖杯戦争で弾みを付けるとまずいのでボスのガルヴァロッソを潰しますか →真アサシンに任せた結果、後に『アメリカの呪われた一日』と呼ばれる、政財界の重鎮35名が死亡する事態に ④なんかスノーフィールドに向けて一直線に巨大台風来てません? →女神の残滓が呼び寄せた神獣が台風として参上 ⑤ムードメーカーって影響力大きくて進行を荒らすのでフラット・エスカルドスを殺しましょうか →殺したフラットの中に存在した「ティア」が誕生。彼が護身のため強大過ぎる力を振るったことで、アメリカ政府上層部がスノーフィールドを無に帰す「オーロラ堕とし」計画を発動。否応なく聖杯戦争と街双方の終わりへのカウントダウンが始まる事に。 ⑥森の方で何やらやってる女神を殺してきてくださいねアサシン(ワンチャンいけるかもしれないけどまぁ死んで来い) →うそ…私のサーヴァント強すぎ!? 少なくともガルヴァロッソ殺しとフラット殺しについては、彼が能動的に動いた結果のやらかしである。 前者に関しては長い目で見ると実はかなりのファインプレーなのだが、後者に関しては完全に藪蛇。 しかもガルヴァロッソ殺害の件で、マスター陣の中でも一番の危険人物であるバズディロットの恨みを買っていると思われる。 マスターとしていち早くリタイアしたとはいえ、はたして最後まで生き残れるのか…というか仮に運良く見逃されても街消滅の危機を凌げるか(*1)という状況の中、 9巻ではそれでも「聖杯戦争」、そして(「オーロラ堕とし」による)「浄化」をも達成させるためサーヴァントを喪った後も舞台を降りず大聖杯の警護を担当。 復讐に狂うバズディロットが街を守るオーランド・リーヴと接敵した事もあり聖杯戦争破壊のため反旗を翻したシグマとの対戦が始まる事に…。 追記、修正は影の中からお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 胃潰瘍拗らせて気づいたら脱落してないかこれ、 -- 名無しさん (2023-03-05 07 41 18) 通常召喚に応じられない冠位の代行役ならこういう宝具になるか。そもそも聖杯戦争用のサーヴァントではなかったと -- 名無しさん (2023-03-05 08 43 47) 気配遮断Dランクの小次郎でも隠れてたら、見つけれないってのに、攻撃してもA+はあまりにも規格外。 -- 名無しさん (2023-03-05 19 55 15) 初代ハサン(山の翁)の現役時代じゃないかって予想は当たらずも遠からずって感じだったわけだよな -- 名無しさん (2023-03-06 03 48 17) 我ら(ハサン)とかいいから”幽弋"に振り仮名つけて -- 名無しさん (2023-03-06 09 48 32) ↑本編でチラッとだが幽弋(ゆうよく)って付いてなかったか? -- 名無しさん (2023-03-06 13 53 42) 呼んだら本気になったギル以上に聖杯戦争が早く終わりそう -- 名無しさん (2023-03-06 20 49 46) おそらく暗殺者ですらない一般信徒だけど山の翁と同じ殉教したから山の翁! -- 名無しさん (2023-03-07 01 00 12) 彼は「2代目ハサン」にあたるのか、それともカウント外なのか? -- 名無しさん (2023-03-08 10 38 49) 伝説の暗殺者。格好良すぎる -- 名無しさん (2023-05-02 23 53 43) スキルが強い分、戦闘力は低めだと思ってたからとんでもない宝具持ちでビックリしたな。 -- 名無しさん (2023-07-02 20 31 07) そらイシュタルはガン逃げするわ。あの女神にとって冥界はトラウマもんだし違う宗教でも捕まったら同じ目にあうだろうし -- 名無しさん (2023-07-02 23 59 13) 真側のアサシンだけどハサンとしては偽者って言葉遊び -- 名無しさん (2023-07-08 20 23 32) 初代さまから19代目の百貌さんまでに含まれてないっぽいから「英霊の座」に20人ハサンがいるってことかね -- 名無しさん (2023-07-08 20 29 36) 何処までも相手を追いかける性質は「生き物はどれだけ足掻こうとも、死は免れない」みたいな感じなのかね -- 名無しさん (2023-11-07 05 21 04) 仮に冬木で引き当てたら実質宝具縛り気配遮断のみで戦うことになるのか -- 名無しさん (2024-04-22 15 41 27) 死徒27祖の番外位みたいな位置付けの人。 -- 名無しさん (2024-05-11 20 34 58) 名前 コメント
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命中・素早さ・攻撃が高い。 技としては、バックアタック(普通に60超え)、手刀(低行動力なのに強い)などがおすすめ!
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剣と魔法のログレスいにしえの女神 ワールド8 アサシンギルドホームページ お知らせ ※付は重要なお知らせです。 更新日付 お知らせ内容 2015-05-06 教えて!ギンタ先生ー!第六話を公開しました! 2015-05-06 アフロシスターズZページを公開しました! 2015-05-05 教えて!ギンタ先生ー!第五話を公開しました! 2015-05-05 質問掲示板を設置しました。ギンタ先生への質問コーナーとなります。 2015-05-05 イベント情報を更新しました 2015-05-05 武器ページを一新しました!コメントご活用下さい 2015-01-02 教えて!ギンタ先生ー!第四話を公開しました!今年もよろしくね! 2015-01-02 アサシンギルド総選挙の中間結果を掲載しました。 2014-12-30 教えて!ギンタ先生ー!第三話を公開しました!来年もよろしくね! 2014-12-30 教えて!ギンタ先生ー!第二話を公開しました! 2014-12-29 教えて!ギンタ先生ー!を開設しました!Q Aに近い形となります! 2014-12-29 雑談掲示板を開設しました。 2014-12-28 13 00 アサシンギルド総選挙の投票受付を開始致します。ふるってご参加ください。 2014-12-24 03 27 ※※※お待たせいたしました。メンバー一覧の緊急メンテナンス完了となります。※※※ 2014-12-24 01 10 ※※※ただいまよりメンバー一覧の緊急メンテナンスを開始致します。編集は少々お待ちください※※※ サイトについて アサシンギルド内の情報共有を目的としたサイトです。 せっかくなので色んな情報入れてます。お使いいただければ幸いです。 注意: 悪戯行為は絶対にしないでください。
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「全然釣れないわね……」 「そのうち釣れるよ! それに誰かと一緒にいられるだけで私は楽しいよ!」 二人の少女が一緒に釣りをしていた。 ひとりは黄色みがかった白髪の少女。 彼女の名前は錦木千束。この聖杯戦争の参加者である。元の世界では『DA』と呼ばれる国を守る組織に所属している。 もうひとりは黒髪の少女。彼女の名前は夏木花。千束が召喚したアサシンのサーヴァントである。 「それで千束は本当に聖杯は求めなくていいの? 聖杯があればあなた心臓も治せるのよ」 「それでも私には聖杯は必要ないかな。それに私は……自分が幸せだと思えるから! 聖杯は必要ない!」 千束が笑顔で聖杯は必要ないと花に伝える。 「千束がそれでいいなら私はもう何も言わない!」 花も笑顔で千束にそう伝える。 「花にこそなにか願いはないの?」 今度は千束が花に願いを聞く。 「私も特にないかな。聖杯にも興味ない」 「そっか……。花! 魚が釣れそうだよ!」 「本当だ! 絶対に釣る!」 釣りを楽しむ二人であった。 【サーヴァント】 【クラス】 アサシン 【真名】 夏木花 【出典】 仮面ライダーリバイス 【性別】 女性 【ステータス】 筋力C 耐久C 敏捷B 魔力C 幸運C 宝具B 【属性】 中立・善 【クラス別能力】 気配遮断:B サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に優れてる。 【保有スキル】 カリスマ:B 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において自軍の能力を向上させる。 【宝具】 『アギレラ』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~50 最大補足:100人 自分の過去と向き合い、前に進み出した、彼女の想いが宝具になったもの。自らの能力を上げ、敵を倒す。 【人物背景】 『仮面ライダーリバイス』の登場人物。 『仮面ライダーアギレラ』の変身者。 『デッドマンズ』と呼ばれる敵組織に所属していた少女。『デッドマンズ』に所属していた頃は『アギレラ』の名前は名乗っていた。 『五十嵐さくら(仮面ライダージャンヌ)』に救ってもらってからは『アギレラ』の名前を捨て、『夏木花』と名乗っている。 『アギレラ』の時のようなぶりっ子は鳴りを潜め、言いたいことをはっきりというようになった。 それから『仮面ライダーアギレラ』の変身者になり、最後まで戦い抜いた。 戦い終結後は新たな組織『ブルーバード』に所属している。 【サーヴァントとしての願い】 特になし。マスターを最後まで守る。 【方針】 マスターに任せる。 【把握素体】 テレビドラマ『仮面ライダーリバイス&劇場版』 【マスター】 錦木千束 【出典】 リコリス・リコイル 【性別】 女性 【能力・技能】 『銃弾避け』 卓越した洞察力と常人離れした視覚によって 相手の射線と射撃のタイミングを見抜き、放たれた銃弾を回避する。 『デドニクス・コンバットマスター』 彼女が使用する銃。カバンに装備している。 『拘束用銃』 ワイヤーを発射して相手を拘束する。 『非殺傷弾』 彼女が使用するゴム弾。かなりの威力があるが、相手を殺さない銃弾。 【人物背景】 【リコリス・リコイル】の主人公。 『DA』と呼ばれる組織に所属している。 いつも笑顔で、明日より今日を全力で楽しむ少女。『喫茶リコリコ』で看板娘として親しまれており、人助けもたくさんしている。 実は『DA』に所属するリコリスでは歴代最強と呼ばれている。 だが心臓に問題があり、命の危険があったが、『殺しの天才』と見出され、『アラン機関』と呼ばれる組織から人口心臓を移植されている(それでも成人までしか生きられないとされている。) 絶対に人は殺さず、敵でも絶対に殺すことはない。 参戦時期はアニメ第9話で『井ノ上たきな』にデートに誘われる少し前。 【マスターとしての願い】 特になし。聖杯戦争を止める。 【方針】 協力してくれるマスターを探す。 絶対に誰も殺さない。犠牲も絶対に出さない。 【ロール】 とある学園の学生。 【把握素体】 アニメ
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クラスチェンジ条件 アラインメント…L(中Lのみ)、HP…35000以上、STR…SS以上、HIT…SS以上、熟練度…NT+300以上 補正…攻+4 防-2 避+2 命+3 目的のためなら手段を選ばぬ”暗殺者”を意味する。標的の命を奪うことのみに心を砕く非情の戦士。
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◆◇◆◇ きっと手を繋ぐだけで、ゾッとされる。 馬鹿げた競争に一抜けしたら、通報される。 “突然変異”なんかじゃない。 ボクは、ボクでいたいだけ。 朝。鏡の前に立って。 きれいに顔を洗い流して。 ボクは、望むままに自分を彩る。 スキンケア。お肌を整えて、下地のメイク。 ファンデーションに、コンシーラー。 仕上げでしっかりと整えて。 そうしてボクは、変身していく。 なりたい自分を、形作っていく。 ボクの好きなものを、突き詰めて。 お化粧の下に、ありのままの真実を隠す。 ボクにとっての好きなもの。 ボクの世界に色を与えてくれるもの。 好きなファッション、好きなコスメ。 ボクは、何にだってなれる気がしてくる。 自由になって。望む姿になって。 ボクは、ボクらしく在り続けて。 そうすることで、閉ざされた心が解放されていく。 この瞬間、確かにボクは満たされている。 けれど。 そんな自分の奥底を、大切な人達に打ち明けられない。 秘密のクローゼットに、真実を押し隠している。 ―――よく見ないとどっちかわからない。 ―――気付かなくて、びっくりしちゃった。 取り巻くのは、好奇の眼差し。 悩みも、苦しみも。 本当は誰かに、打ち明けたい。 でも。裸の心なんて、見せられない。 剥き出しの想いなんて、言えない。 そうすることで何かが変わってしまうのが。 他の何よりも、怖かったから。 ―――みんなに合わせられないの? ―――普通の格好すればいいのに。 そんな言葉にも、慣れちゃってる。 けれど、いつだって胸の奥へと突き刺さる。 今のままがいい。 みんなと一緒にいたい。 けれど、話せないボクがいる。 何も伝えられない、ボクがいる。 そうすれば、ボク達は永遠になるかもしれないって。 そんな臆病な想いを、抱いてしまった。 何も知られなければ、押し込められない。 常識なんて型に、嵌め込まれない。 “当たり前”や“普通”という色眼鏡で見られることもない。 そうしてボクは、口を噤んで。 掛け替えのない友達、何も伝えない。 みんなを信じたくても、不安と恐怖に足止めされる。 やっと見つけた居場所を喪うかもしれないのが、怖かった。 “話すことで、良くない結末になる”かもしれないから。 だから。 “暁山瑞希”の真実は、未だに秘密のまま。 ボクという人間は、“嘘つき”で出来ている。 睫毛を整えて、目元をなぞって。 淡く薄いリップを塗って。 チークで彩った顔で、ほんの少し微笑む。 よし。大丈夫―――今日もカワイイ。 暗示のように、ボクは唱える。 “変身”したボクの姿を、見つめながら。 ◆◇◆◇ がたん、ごとん。 がたん、ごとん。 規則正しいリズムで響く音。 窓越しに過ぎていく、真っ暗な景色。 電車の中。端っこの座席。 ボクは、夢うつつにいるように。 ぼんやりとした顔で、寄り掛かるように座っていた。 ふぅ、と息をつく。 バイトが長引いて、諸々の用事も済ませて。 気が付けば、随分と遅い時間になっていた。 冬の只中ということもあって、外はすっかり暗くて。 車内にいる乗客も、いつの間にかボク一人になっていた。 がたん、ごとん。 がたん、ごとん。 ひとりぼっちの帰り道。 誰もいない日常の景色。 まるでボクだけが取り残されたような。 そんなふうに、錯覚してしまう。 気が付けば、こんな日々に放り込まれていた。 今までの現実と、少しも違わなくて。 だけど、何かがおかしくて。 そうしてボクは、あるとき“違和感”に気付いた。 まるで大切な何かを、思い出したかのように。 “セカイ”には、行けなかった。 痛みを背負い続ける、あの娘が作った心の風景。 そこへ赴く術は、失われていた。 いつもと変わらない日常なのに、決定的に欠けたものがある。 だからこそボクは、この夢から醒めた。 偽りの日々に気付いてから、数日。 それでもボクは、ただいつものように過ごすことしか出来ない。 家で過ごして、気ままに外へと出かけて。 バイトにも行ったりして、たまに学校へ行って。 何も変わらぬまま、時だけが過ぎていく。 真実に霧が掛かったまま、ボクは彷徨い続けている。 がたん、ごとん。 がたん、ごとん。 電車は、走り続ける。 闇夜の景色が、過ぎていく。 ぽつぽつと見える外の灯りをよそに。 時間だけが、無為に進んでいく。 ボクを置いていくように。 ――――帰りたい。 そんなことを、ふいに思った。 その想いを抱いた瞬間。 不安と孤独が、胸の内を苛んだ。 一人でいることには、ずっと慣れていたんだけどな。 自嘲するように、ボクは思う。 だけど。今はもう、違う。 がたん、ごとん。 がたん、ごとん。 車輪が回る音。車両の揺れる音。 それに紛れ込むように。 かつ、かつ、かつ―――小気味良い音が、耳に入った。 無骨な鉄の音の狭間で。 気品に溢れる、歩の音が聞こえた。 ボクはふと、視線を動かした。 ―――長い金色の髪の、女の子だった。 白いファーの帽子に、コートを纏っていて。 まるでお姫様のように、風格を感じさせる佇まいで通路を歩き。 やがてボクの眼の前の座席へと、向かい合う形で腰掛けた。 周りに、他の乗客はいない。 ボクと彼女。二人だけで、この空間に居る。 真正面から向き合って、彼女はボクを見つめてくる。 白い肌と、蒼い眼を持つ、綺麗な娘だった。 外国の人かな―――なんて、能天気に考えてしまうボクがいた。 がたん、ごとん。 がたん、ごとん。 鉄と車輪の音が、変わらず響く。 ボクとその娘は、ただ黙って対面し続ける。 沈黙。静寂。 電車の音色だけを背景に。 ボク達は、無言で僅かな時を過ごす。 彼女は、ボクを見つめていた。 小さな顔と、宝石のような瞳で。 ボクの姿を、静かに捉えていた。 思わず、覗き込まれるような感覚を覚えて。 照れ臭さのような、気まずさのような。 そんな複雑な気持ちを抱いてしまうけれど。 やがて、彼女は。 その端正な顔を緩ませて。 向き合うボクへと、静かに微笑んできた。 「ごきげんよう」 その娘と向き合って。 その娘に呼びかけられて。 「そして、“初めまして”」 その一言を、掛けられて。 ボクは、何かを悟ったように。 何とも言えぬ微笑と共に、応える。 「……うん。はじめまして」 ◆ いつか見た夢。 遠い西洋の国。 時計塔を中心に広がる市街地。 あちこちから立ち込める蒸気。 そんな舞台を背景に。 月夜を飛翔する、一つの影が在った。 黒い帽子。黒いマント。 まるで怪盗のような姿で、“彼女”は往く。 重力というものに、囚われることなく。 街の上を、縦横無尽に跳躍する。 飛ぶ。跳ぶ。翔ぶ――――。 ああ、この娘は。 果てしない壁さえも飛び越えて。 月の彼方まで行けちゃいそうだ。 霧と煙の夜を舞う、その姿を見つめて。 ボクは、そんなことを思っていた。 ◆ 目の前の“その娘”と対面して。 脳裏に、情報が流れ込む。 知りもしなかった、この世界のシステム。 まるで漫画かアニメのような。 とても現実とは思えない、ファンタジーな物語が。 ボクの記憶の中に、確かな実感を伴って刻み込まれていく。 ――――聖杯戦争。 ――――古今東西の英雄、サーヴァント。 ――――彼らを従えるマスター。 ――――たった一組の勝者を選定する戦い。 ――――その果てに得られる、奇跡の願望器。 ひどく現実味に乏しい話なのに。 夢でも見ているんじゃないかと錯覚しそうなのに。 けれど、ボクはただ、それを信じるしかなかった。 大切な人達と分かたれた世界で、ボクは目の前の現実を受け入れる他なかった。 ああ、そうだ。 ボクは既に“未知”を見ている。 “誰かの想いによって形作られたセカイ”。 そんなものに触れていたからこそ。 空想のような真実を、捉えられた。 「アサシン……で、いいのかな」 「ええ。宜しく、マスター」 だから、ボクは目の前の女の子―――アサシンに問いかける。 アサシンはすぐに頷いて、淑やかに微笑みを見せた。 ステータスとか、そういうものは一切見えないけど。 ボクと彼女の間に魔力ってものの繋がりがあるらしくて、そのおかげで“クラス”を直感で知ることが出来た。 「なんか……凄いね、こういうのって」 「そうね。私も、最初は驚かされたわ」 「奇跡なんだね、ホントに」 「ええ、正真正銘の願望器。手に入れれば、どんな祈りも叶う」 ふたりきりの車内。 取留めもなく、言葉を交わし合う。 お互いに現実味がないような様子で。 ボク達は二人で、緩やかな時間を過ごす。 「すごいなぁ、何だか……」 そうしてボクは、ぼんやりと呟く。 思いもよらない現実を前にして、呆然とする。 誰かの“想い”を具現化する―――そんな力は、確かに知っている。 バーチャル・シンガーの力によって齎されるセカイ。 それぞれの歌に触れた人間が形作る、心の風景。 ボクはそれを知っている。 だからこそ、どんな祈りでも叶う奇跡を。 ぼんやりとだけど、受け入れられたのかもしれない。 「ねえ、マスター」 がたん、ごとん―――。 がたん、ごとん―――。 物思いに耽るボクに向かって。 彼女は、静かに呼びかけてくる。 「あなたは、“奇跡”に――――」 がたん、ごとん―――。 がたん、ごとん―――。 向かい合うボクと彼女。 電車が、揺れる。 景色が、夜が、動く。 そして。 「――――何を望むの?」 ほんの一瞬。 視線を逸して。 また目の前を視た直後。 ボクは、目を丸くした。 先程までの“少女”の姿は、何処にもなく。 まるで入れ替わるように、“彼女”は眼前に座っていた。 銀色の髪。真っ黒な外套。 何処かスパイを思わせる衣服だったけれど。 フリルのついたスカートが、ドレスみたいに対照的で。 そして、“彼女”の顔は。 先程までの“少女”と、瓜二つだった。 ◆ 私達が、離れるなら。 私達が、迷うなら。 その度に、何回でも繋がれるように。 それが、“彼女”と“王女”の絆。 そして、“白い鳩達”の契り。 壁によって遮られ。 それでもなお貫かれた、二人の友情。 全てを欺く、鏡合わせの愛。 少女の“嘘”は、世界を変える。 想いを隔てる、壁さえも乗り越えて。 ◆ 「凄いね……一瞬で“変身”しちゃった」 「ええ、“黒蜥蜴星人”の特殊技能よ」 クロトカゲ―――何だって? 妙な単語に、思わず聞き返しそうになったけれど。 真顔でそんなことを言ってきた“彼女”に対し、問い詰めるのも気が引けてしまった。 出で立ちは違くても、顔はそっくりなのに。 けれど、身にまとう雰囲気は全く異なっている。 まるで、何ていうか―――もっと“只者じゃない”みたいな。 そんな張り詰めた空気が、漂っていた。 それだけじゃなくて。 すぐ目の前に姿があるのに。 実態が無いかのように、気配が朧気で。 まるで幻影でも目の当たりにしているかのような感覚に、内心面食らってしまう。 彼女は、ボクをじっと見つめている。 ボクの答えを、待つように。 ――――あなたは聖杯に、何を望むの? その問いは、未だ続いている。 それを察したボクは、少しだけ考え込んで。 やがて、“彼女”の目を見据えて答えた。 「……何も望まないよ。ただ、帰りたい」 ボクは、きっぱりと答えた。 きっと、奇跡の力があれば。 どんな悩みだって、振り払えるんだと思う。 ありのままの姿を打ち明けられない、臆病な自分。 社会と自分のギャップに、延々と苛まれる自分。 願望器があれば、そんなものも容易く乗り越えられるのかもしれない。 「ボクのこと、いつまでも待ってくれるって。 そう約束してくれた“友達”がいるから」 だけど、それでも。 ボクには大切な“居場所”があるから。 待ってくれる“友達”がいるから。 それ以上のことは、望まない。 ―――いつか話してもいいって思ったら、話して。 ―――それまで私、待ってるから。 ―――話せる時が来るまで、ずっと一緒にいる。 嘘つきで、臆病なボクに。 “あの娘”は、そう言ってくれた。 無理に言わなくてもいい。 それでも、友達だから力になりたい。 いつか話してくれる時まで。 ずっと傍に居たい。 そう伝えてくれたことが、嬉しくて。 少しでも前に進んでいきたいと、思えるようになって。 だからこそ、ボクの望みがあるとすれば。 それはただ、“元の世界に帰りたい”という一点だけだった。 だって―――大切な友達が、ずっと待っててくれているのだから。 皆が作ってくれた居場所に、ボクは戻りたかった。 そんなボクの想いを聞き届けて。 アサシンは、静かに目を閉じていた。 何かの思いに耽っているかのように。 過去を振り返って、懐かしむかのように。 「いい友達ね」 そして彼女は、瞼を開いて。 微かに笑みを浮かべた。 そんなアサシンの姿に、ボクは仄かな安心を覚えた。 その優しげな微笑みを見て。 彼女の心に、少し触れられた気がしたから。 「今は、まだ……難しいけれど」 だからこそ、ボクはぽつぽつと語る。 胸の内の想いを、静かに紡ぐ。 「いつか、越えなきゃって思ってるんだ。 友達にもまだ打ち明けられてない、本当の自分のことを」 ボクは、まだ決心が付いていない。 不安と拒絶。喪失への恐怖。 真実を伝えることで、ささやかな幸せが壊れてしまうかもしれない。 そうして足踏みを続けて、前へと進むことができなくて。 だけど、ボクの“友達”は。 いつまでも待ってくれると、そう言ってくれた。 だからこそ、思う。 もしも、ほんの少し。 ほんのささやかにでも。 踏み出す勇気を掴めたのなら。 その時は、越えたい。 「――――“嘘つき”な、ボクの壁を」 ボクを堰き止める。 とても大きな、心の壁を。 ◆ 「空」 「え?」 「翔びたいと思ったこと、ある?」 がたん、ごとん。 がたん、ごとん。 音が、流れていく。 景色が、流れていく。 深い夜に、揺られて。 「……うん。自由に、ありのままに」 「そう。なら、連れて行ってあげる」 がたん、ごとん。 がたん、ごとん。 過ぎゆく世界の中で。 彼女は、そんな約束をしてくれた。 ボクの瞳を、まっすぐに見つめて。 ◆ がたん、ごとん。 がたん、ごとん―――。 「駅、着いたみたい」 それからボクは、再び瞬きをした。 瞼を閉じた、ほんの刹那の合間に。 眼の前にいた黒衣の少女は、再び金髪の“お姫様”へと戻っていた。 彼女は何事もなかったかのように、優しく微笑んで。 座席から立ち上がってから、ボクに手を差し出した。 「行きましょう。マスター」 その言葉に誘われるがままに。 ボクは頷いて、彼女の手を取った。 そうして、ゆっくりと身を起こしてから。 仄かな明かりの灯る駅のホームへと、二人で降り立つ。 そうしてボク達はゆっくりと、静寂の中へと溶け込んでいった。 ◆◇◆◇ 少女“アンジェ”は、スパイだった。 東西に二分された英国を変えるべく。 自らの願いの全てを背負わせてしまった“親友”を救うべく。 彼女は、影の戦いへと身を投じていた。 その狭間で、思い出す。 白鳩の名を冠した、仲間達のことを。 たった一人で戦っているつもりだった。 それでも、“親友”は“王女”としての決意を固めて。 そして皆もまた、各々の“想い”を背負って奔り続けていた。 生前の記憶は、途切れている。 女王暗殺計画を妨げ、“王女”と共に飛び去った瞬間を境にして、霧が掛かっている。 サーヴァントとして召喚された際に、何かしらの影響が出たのかもしれない。 それでも“生前にきっと後悔はなかった”と、アンジェは直感する。 何かの納得を得て。何かの答えを掴んで。 そんな結末を迎えたことを、彼女は理解していた。 だからこそ―――彼女は内心で謝罪した。 ごめんなさい、また一人で無茶をすることになる。 親友や仲間達に、そう告げる。 聖杯。あらゆる奇跡を齎す願望器。 この世の理さえも塗り替える、絶対的な力。 それがあれば。そんなものが、あるならば。 きっと、私達のような人間は生まれなくなるのだろうと。 アンジェは、そう思ってしまった。 差別。貧困。分断。戦争―――人々は“壁”によって遮られ、苦しめられる。 “王女”は、そんな英国を変えたいと誓った。 善き世界が訪れることを、望んでいた。 ああ。 ならば、私もまた。 奇跡を、求めたい。 願望器が紛れもない真実だというのなら。 私は、それを掴み取りたい。 英国だけじゃない。 この世界のあらゆる“壁”を壊して。 片隅で喘ぐ人達に、少しでも善い世界を齎したい。 貧しき人々にも、虐げられる人々にも、安寧があってほしい。 そして、二度と想いが遮られることのない未来を作りたい。 そんな無垢で、子供のような願いを抱いてしまった。 だからこそ、アンジェは聖杯戦争へと召喚され。 そして、暁山瑞希と出会った。 ――――いつか、越えなきゃって思ってるんだ。 ――――“嘘つき”な、ボクの壁を。 瑞希の言葉を思い出して。 アンジェは、微かに微笑んだ。 何かを背負っているのは、お互い様らしかった。 “嘘”への負い目を抱えながら生きて。 それでも待ってくれる“友達”を想っている。 そんな瑞希の姿を、どこか懐かしく感じて。 だからこそ、少し肩入れしたくなってしまった。 瑞希が翔びたいと願うのなら。 その壁を超えられるために、支えたかった。 アンジェ・ル・カレ。 かつてのプリンセス・シャーロット。 彼女は、誓う。壁を越えることを。 己の願いと、マスターの想いを果たすべく。 さあ――――翔ぼう、白い鳩のように。 ◆◇◆◇ 【クラス】 アサシン 【真名】 アンジェ・ル・カレ@プリンセス・プリンシパル 【属性】 中立・中庸 【パラメーター】 筋力:D 耐久:D 敏捷:B 魔力:E 幸運:C 宝具:C+ 【クラススキル】 気配遮断:A 自身の気配を消す能力。隠密行動の技能。 完全に気配を断てば発見はほぼ不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。 【保有スキル】 専科百般:A スパイとして体得した多数の専門技能。 戦術・学術・隠密術・暗殺術・詐術・変装術など、工作活動におけるスキルをBランク以上の習熟度を発揮できる。 心眼(真):B 訓練と実戦によって培った洞察力。 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦術論理”。 跳躍:B 宝具『Cavorite Moon』発動時にのみ効果を発揮するスキル。 三次元機動を行う際、敏捷値にプラス補正が掛かる。 また敵への接近、攻撃の回避、戦線離脱と言った敏捷値が関わる行動においても優位な判定が得られる。 鹵獲:B 自身が調達した物資・装備に低ランクの神秘を付与させることが出来る。 対サーヴァント戦において通用する武装の現地調達が可能となる。 神秘を帯びた装備は他者への譲渡も可能だが、アサシンが魔力パスを切断することでいつでも効果は解除される。 なお一度神秘を付与した物資は、宝具『Princess Principal』で“変身”してる最中にも効果が維持される。 【宝具】 『Cavorite Moon』 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1\~2 最大捕捉:5 空間・物質の重力を遮断する動力源「ケイバーライト」。 それを個人携行型の球状移動装置へと落とし込んだ「Cボール」が宝具化したもの。 レンジ内の重力へと干渉し、アサシンの肉体を無重力化させることで変幻自在の三次元機動を行う。 アサシンの操作によって自在に無重力状態が制御される他、他の物質を無重力化させることで攻撃や妨害を行うことも出来る。 『Princess Principal』 ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:- 瓜二つの顔を持つ“王女”への変装。そして“真実の姿”への回帰。 アルビオン王国の王女と入れ替わる極秘任務「チェンジリング作戦」が宝具化したもの。 サーヴァント『プリンセス・シャーロット』へと変身する。 宝具の領域へと到達したことで、“変装”ではなく“変身”と化している。 発動と解除はアサシンの意思で自在に可能。なお肉体や霊基は完全にプリンセスと同一のものになるが、人格や記憶はあくまでアンジェのままである。 宝具発動中は以下のステータスに切り替わる。 《パラメーター》 筋力 E 耐久:E 敏捷:D 魔力:E 幸運:A 宝具:- 《クラススキル》 気配遮断:D 自身の気配を悟られにくくする。 最低限の隠密行動は出来る。 《保有スキル》 カリスマ:C+ 大衆の上に立つ天性の才能。 集団の士気を向上させる他、他者との駆け引きや交渉で優位な立場を引き出しやすくなる。 政治的バックを持たず、王位継承権からは遠い立場にある王女だったが、それでも人々を惹き付ける十分な才覚を備えていた。 鋼鉄の王冠:B+ 王族としての器量と覚悟。 自身に対する精神干渉の効果を大きく軽減する。 また窮地においても冷静に状況を見極め、確固たる意志を持って判断を下すことが出来る。 掩蔽の姫君:A 始まりは貧民。やがて王女と化し、そして内通者となった。 自らの真実の姿を隠しながら大衆の前に立ち続けた逸話の具現。 サーヴァントとしてのステータスを視認されず、魔力の気配も一切感知されない。 専科百般:E スパイとして体得した多数の専門技能。 学術・詐術・話術・変装術など、工作活動におけるスキルをある程度発揮できる。 アンジェと霊基を共有していることに伴い、劣化した状態でスキルが引き継がれている。 【Weapon】 オートマチック式リボルバーを携行。 遠距離にワイヤーを射出するワイヤーガンなども装備。 【人物背景】 壁によって東西に二分された19世紀英国。 その西側、アルビオン共和国に所属するスパイの少女。 東側の王女であるプリンセス・シャーロットと瓜二つの風貌を持っている。 その容姿を活かした「チェンジリング作戦」を立案し、名門校クイーンズ・メイフェア校の生徒として東側のアルビオン王国へと潜り込む。 アンジェとプリンセス。二人には、ある秘密があった。 サーヴァントとして召喚されたアンジェは英霊として限定的な再現に留まっており、TV版最終話以降の記憶を持たない。 【サーヴァントとしての願い】 差別。貧困。分断。戦争。 人々を隔てる“壁”を壊して、少しでも善い世界を齎したい。 【マスター】 暁山 瑞希@プロジェクトセカイ 【マスターとしての願い】 みんなとの時間が、1秒でも長く続いてほしい。 そして、いつか壁を乗り越えたい。 そのためにも、生きて帰る。 【能力・技能】 音楽サークル内では動画制作を担当。 コラージュや洋服のアレンジなども得意。 【人物背景】 ネットで活動する音楽サークル「25時、ナイトコードで。」のMV担当。 可愛いものが大好きな気分屋。 たまたま聴いた宵崎奏の曲に惹かれるものを感じ、MVを作って投稿する。 それが奏自身の目に留まり、動画担当として誘われた。 サークルメンバーの誰も知らない秘密がある。 参戦時期はイベント「ボクのあしあと キミのゆくさき」以降。 【方針】 生きて帰る。